終活という言葉は、一般的に高齢者向けの活動として認識されがちですが、実は30代から取り組むことにも多くのメリットがあります。ここでは、なぜ30代のうちから終活を始めるべきか、その利点について詳しく説明していきます。
人生を変えづらくなる時期
30代は、仕事や家庭が安定する人や逆に差がつく時期です。
また体を退化を感じる時期でもあり、健康診断で引っかかったり肥満になったりする時期でもあります。
僕の場合は人生に目標が無いこと、日々を意味なく過ごしている事に気づきました。
多くの人がこの時期に人生の選択肢が狭まったことに気づく人も多いのではないでしょうか?
本当にやりたい事、身辺整理などを始める時期
30代で終活を始めることは、自分の今後を整理する絶好の機会でもあります。
モノや思い出を見直すことで、これからの人生で本当に必要なものや大切にしたいことが明確になります。
出来ることが少なくなっている以上、取捨選択や断捨離は必要です。
この時期からプロのテニスプレイヤーになりたいと言っても無理ですが、この時期から家族や子供が欲しいと思う事はまだ出来ます。
40代になると子供が欲しいと思っても作れない環境や身体状況になる事もあるわけですからね。
本当にいつ死ぬかわからない
突然の事故や病気で自分が意思表示できなくなったとき、家族は非常に大きな負担を抱えることになります。
30代のうちから終活に取り組んでおくことで、葬儀や遺産分割の意向を明確にし、家族が感情的な決断を迫られることを避けられます。
また30代で死ぬ確率は1000人あたりで数人と低い値ですが、私の同級生は20代で2人死んでいますので病気や事故死等、避けられない死も認識しておくべきです。
まだ若いから出来る計画を立てよう
30代はまだ身体的にも精神的にも健康な時期です。将来の計画を立てる際にもまだ多くの選択肢があります。
柔軟な終活を進め、例えば資産形成やライフスタイルの変更に適応することが容易です。
また、終活を始めることで、健康管理や自己投資に対する意識も高まります。
将来の安心を手に入れると同時に、今をより充実させることにもつながります。
終活に向けての人間関係、自分という存在の見直し
終活を進める中で、過去の人間関係や現在のつながりを見直すことができます。
感謝の気持ちを伝えたい人や、これから大切にしたい人との関係を再確認することで、人生の中で誰を大切にすべきか、またどのように関わるべきかがクリアになります。
若いうちから終活を行うことで、より豊かで充実した人間関係を築くことができるのです。
まとめ
30代から終活を始めることには、ライフプランの見直しや家族への配慮、自己整理を通じた生活の質向上など、多くのメリットがあります。若いうちだからこそ柔軟に計画を立て、長期的な安心感を得るためにも、今から終活を考えることはとても賢明な選択です。次回は僕自身の終活への向き合い方について話していきます。
【終活】